二宮尊徳は耕すことをやめ、蓄財につとめて村一番の地主になった。さらに武家の経済立て直しに辣腕をふるい、「開墾と利殖」を組み合わせた独得の報徳の理論を完成、晩年は幕臣に列せられた。農民の心と村のしくみを知る著者による生きた尊徳像。
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