貴族、武士、庶民はどんな色を尊び、また卑しんだか。黄丹、刈安、葡萄染、利休鼠、路考茶…。〈万葉〉から〈西鶴〉まで、各時代の文学作品を題材に、日本人の色彩観の変遷をさぐる。約200に及ぶ作品に描かれた「色」を収集した著者の労作。
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