初めて燃える炎を手に入れてから19世紀半ばまで、人類は50万年もの間、炎の黄色い明かりに甘んじてきた。最初の「白い光」の光源である白色ガス灯以来150年。白色蛍光灯、白色発光ダイオードはどれも、夜の街や室内を明るく照らし、新しい産業をつくりだして安価に大量生産された。小さな発明は、時代を変える事件となるのだろう。「イノベーション」を軸にたどる人と明かりの歴史。
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