戦時下にあっても、議会政治を命がけで守ろうとした政治家たちがいた。尾崎行雄、鳩山一郎、芦田均、大野伴睦……。厳しい世論の批判や落選の不安、さらにはテロによる生命の危機にすら晒されながら、彼らは大政翼賛会や軍に立ち向かった。戦後の混乱期の政治にも大きな足跡を残し、現在の自民党の源流を形成したともいえる彼らを描き、今の政治家に何が必要なのか、その手がかりを探る。
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