獄医立花登手控え シリーズ
青年獄医が見た人生の哀歓抄録1 『春秋の檻』 「医者といっても、いまは見習いの牢医者だ」 ◆あらすじ 抄録2 『春秋の檻』 「どこが痛むか」 抄録3 『春秋の檻』 「登、のぼる」 抄録4 『春秋の檻』 今宵一夜と命を限られた女がそこで待っていると思うと、盲いたようにこの世の掟も忘れるようだった。 重松 清が読む「獄医立花登手控え」シリーズ 「運命」と「宿命」 ◆歴史を知る 江戸時代の医療環境 安藤優一郎 抄録5 『春秋の檻』 鶴吉の奥歯が、不意にきりきりと鳴った。 抄録6 『春秋の檻』 「これでも十手持ちだ。めったなことはさせませんや」 抄録7 『春秋の檻』 「おちえがどうした?」 | ◆歴史を知る 小伝馬町牢屋敷と牢医 重松一義 ◆吉田松陰と小伝馬町牢屋敷 童門冬二 ◆絵で見る 小伝馬町牢屋敷 イラスト・文 中西立太 ◆藤沢周平かわら版(12) 時代小説専門の古本屋 ◆作品の舞台を訪ねる『春秋の檻 獄医立花登手控え(一)』 ◆文庫紹介 [連載] 藤沢文学を読み解く(12) 「罪人にも人間の心はある」 松本健一 江戸の暮らし基礎講座(12) 江戸の治安(1) 町奉行と犯罪捜査 竹内 誠 海坂の食卓(12) 干しゼンマイ煮 石塚 亮 藤沢周平 この一冊(12) 「山桜」「いいんだよ、それで」と言ってくれる周平さん 小室 等 「熈代勝覧」を歩く(12) 十軒店の木戸と雛市 小澤 弘 |