暁のひかり 時雨みち
江戸の片隅 人情譚抄録1 「暁のひかり」 「あ、危ねえ」 ◆あらすじ 抄録2 「時雨みち」 若いころは、さほど心が痛まなかったことが、いまになって身もだえするほどに心を責めて来るのはなぜだろうと、新右衛門は思った。 抄録3 「神隠し」 ちょっとそこまで買物に行ってくるから、と声をかけた。そして、そのまま夜になっても戻って来なかったのである。 山本一力が読む「市井もの短編」 藤沢周平の“筆の力” ◆歴史を知る 江戸の商人と職人たち 北原 進 ◆絵で見る 木場の町並みと職人たち イラスト・文 中西立太 抄録4 「時雨のあと」 「かわいそうな、兄ちゃん」 抄録5 「驟り雨」 はげしい雨が降っている。地面にしぶきを上げる雨脚が、闇の中にぼんやりと光るのを眺めながら嘉吉は雨がやむのを待っていた。 抄録6 「闇の梯子」 そうか、これだったのだなと清次は思った。 抄録7 「龍を見た男」 ――何かが、いる。 | ◆歴史を知る 江戸時代の博奕と賭場 高橋 敏 ◆藤沢周平かわら版(16) 地図で楽しむ藤沢作品 ◆作品の舞台を訪ねる『天保悪党伝』 ◆文庫紹介 ◆藤沢周平の面影 クラシックから演歌、ポップスまで [連載] 藤沢文学を読み解く(16) 「やり直しのきかない」人生 松本健一 江戸の暮らし基礎講座(16) 両国はなぜ賑わったか? 竹内 誠 海坂の食卓(16) なめこ汁 石塚 亮 藤沢周平 この一冊(16) 『本所しぐれ町物語』共通するのは人々の距離感 益子直美 「熈代勝覧」を歩く(16) 俵屋「わきがの妙薬」・回り髪結い・石見金山鼠取 小澤 弘 小澤 弘 |