闇の傀儡師
謎の八獄党を追え抄録1 『闇の傀儡師』 「これを……」「うむ。これを?」 ◆あらすじ 抄録2 『闇の傀儡師』 源次郎はずばりと訊ねた。「伊能甚内という男を、ご存じあるまいか?」 抄録3 『闇の傀儡師』 「あらゆる意味で、わしはよい夫だったとはいえぬ。そなたに恨まれても当然というものだ」 抄録4 『闇の傀儡師』 典膳の顔に、かすかな笑いが浮かんでいる。 抄録5 『闇の傀儡師』 「お上にお手出しすることは、許されんぞ、主殿頭」「恐れ多いことかな」 田沼は尻でうしろにいざった。 色川大吉が読む『闇の傀儡師』 もう一つの主役――八嶽党の足跡にひかれて ◆歴史を知る 田沼意次の素顔と功罪 山田忠雄 ◆絵で見る 東両国の広小路 監修・文 波多野 純/イラスト 青山邦彦 抄録6 『闇の傀儡師』 「すみません。夜分おさわがせして」 | 抄録7 『闇の傀儡師』 「新しい絵師の名は何と呼ぶ?」源次郎は少しからかう口調になって聞いた。落款は英之画と読める。「鳥文斎英之、さ」 抄録8 『闇の傀儡師』 だが典膳ははずした。そして二間あまりの距離を、鳥のようにうしろに跳んだ。その跳躍こそ、源次郎が待っていたものだった。 ◆歴史を知る 公儀隠密御庭番の実像 深井雅海 ◆藤沢周平かわら版(19) 映像化された藤沢作品/藤沢作品DVDプレゼント ◆作品の舞台を訪ねる『闇の傀儡師』 ◆文庫紹介 [連載] 藤沢文学を読み解く(19) 大人のための伝奇小説 松本健一 江戸の暮らし基礎講座(19) 一年を二十日で暮らすいい男 竹内 誠 海坂の食卓(19) 青菜のゴマ和え 石塚 亮 藤沢周平 この一冊(19) 「山桜」密命か、切腹か? 酒井忠久 「熈代勝覧」を歩く(19) 駿河町三井越後屋・文化二年回向院本堂再建の勧進 小澤 弘 |