山村の過疎化や高齢化で森は今、危機に直面している。森を保護するためには、人から隔離し、森を「保存」しようと考える日本。人工林が環境保護に大きな役割を果たしているように、人の関わり方がいかに重要であるかは意外に知られていない。一方、欧州では人の手を加え、経済と環境の両方のバランスをうまくとりながら、森を「保護」している。地球環境時代を迎える今、森との関わりを通して真の共生とは何かを問う。
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