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1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
【大河ドラマ『光る君へ』が深く理解できる!】 誰を恐れ、誰を愛したのか―― 最高権力者の知られざる素顔 道長は、一家の末っ子だった。元は最高権力者に就く立場になかった彼に訪れたのは〈幸ひ〉と呼ばれた天運――。兄たちを襲った立て続けの死や政治的ライバルの自滅があったからこそ掴んだ頂点の座だった。だが死者や敗者、つまり他人の不幸を踏み台に極めた栄華ゆえ、道長はしばしば怨霊に取り憑かれ、病に伏した。読者は「怨霊」の存在に戸惑うかもしれないが、著者は「それを非科学的と嗤っては道長の心を覗けない」と釘をさす。 では、はたして道長はどんな思いで生き、そして死んでいったのか。 自身の手による『御堂関白記』や同時代の貴族による『小右記』『権記』など一級資料のほか、『紫式部日記』『枕草子』など女房たちの実録、道長の死後に成立した『栄花物語』『大鏡』など歴史物語もひもときながら、一人の人間の心の〈ものがたり〉を照らしていく。
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
藤原道長を恐れさせ、紫式部を苛立たせた書。それが随筆の傑作「枕草子」だ。
権勢を極めた道長が、なぜ、政敵方のこの書を潰さなかったのか。「枕草子」執筆に込められた、清少納言の戦略とは?冒頭の「春はあけぼの」に秘められた清少納言の思いとは?あらゆる謎を解き明かす、まったく新しい「枕草子」論。
【構成】
序章 清少納言の企て
第一章 春は、あけぼの
第二章 新風・定子との出会い
第三章 笛は
第四章 貴公子伊周
第五章 季節に寄せる思い
第六章 変転
第七章 女房という生き方
第八章 政変の中で
第九章 人生の真実
第一〇章 復活
第一一章 男たち
第一二章 秘事
第一三章 漢学のときめき
第一四章 試練
第一五章 下衆とえせ者
第一六章 幸福の時
第一七章 心の傷口
第一八章 最後の姿
第一九章 鎮魂の枕草子
終章 よみがえる定子
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
日本文学の最高傑作『源氏物語』。現代の読者が、少しでも平安社会の意識と記憶を知り、その空気に身を浸しながら読めば、物語をもっとリアルに感じることができるのではないか。本書は、平安人の世界を様々な角度からとらえ、読者を誘うことを目指した一冊。
全65編のほか、五十四帖のあらすじ、主要人物相関図、平安の暮らし絵図なども収録。
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
『源氏物語』が生まれた一条天皇の時代は、紫式部、清少納言、安倍晴明など、平安朝ではおなじみのスターが活躍した時代。「叡哲聡明の帝」といわれた一条天皇の後宮には、清少納言が仕える藤原定子、紫式部が仕える藤原彰子というふたりの后がいた。『源氏物語』成立に強い影響を与えた一条と后たちの愛の物語、皇位や政権をめぐる権謀術数のエピソードを、史料と最新の研究成果で紡ぎ上げる。第29回サントリー学芸賞受賞。