朝日新聞出版　検索

600円（本体価格）/660円（税込価格）

年頃の娘の旗に突然大きな痣ができ気にする母親。友人の霊能者・天宮視子(視っちゃん)に相談すると、別れた彼氏とその父親の生霊の存在が浮かび上がる。対処しても手応えを感じれずにいた視っちゃん……。先輩霊能者・寺尾玲子さんの助言でさらに重大な原因に気づくのだが――!?
表題作「囚われの少女達」を含む計5作品を収録。
コンビニ版『ＨＯＮＫＯＷＡ』掲載「沙弓は視た！　視っちゃんバージョン」収録。
大人気企画の作品裏話座談会収録。

同時発売『魔百合の恐怖報告　分岐する嫉み』(山本まゆり・寺尾玲子)と連動した、オリジナル数珠ブレスのプレゼント企画アリ!!

分岐する嫉み

山本まゆり　寺尾玲子　

600円（本体価格）/660円（税込価格）

スピリチュアルがテーマの記事を担当することになったある編集者(相談者）。4人の霊能者や占い師と接して以来、周囲で様々な怪奇現象が起こるようになる。依頼を受けた霊能者・寺尾玲子は相談者の家で姫ダルマのような形をした影を視るのだが――!?
表題作「分岐する嫉み」など、4作品を収録。
その他「魔百合の恐怖報告裏話　沙弓は視た！」も3作品収録。
毎回大好評の「裏話座談会」も収録です。

秋霖の忌

波津彬子　

780円（本体価格）/858円（税込価格）

死んだ男を想い続ける女が抱えた秘密・・・・・・。視力を失った画家の前に現れる謎の女・・・・・・。男女のさまざまなロマンスをちりばめた、ドラマチックなサスペンス作品集。『雨柳堂夢咄』の著者が流麗な筆致で描いた傑作を集めた選集、第4巻。

あなたと短歌

永田和宏　知花くらら　

1500円（本体価格）/1650円（税込価格）

歌にとって最も大切なのは、言葉をあなたに託す気持ち──独学で短歌をはじめた知花くららが、宮中歌会始の儀や朝日歌壇の選者・永田和宏に教わる、「週刊朝日」の好評連載に大幅加筆して書籍化。初歌会参加ルポも書き下ろし収録した短歌入門書。

ＮＹ式「超一流の営業」の基本

酒井レオ　

1400円（本体価格）/1540円（税込価格）

歴代最年少でバンク・オブ・アメリカ全米営業ナンバーワンの実績を持つ著者が、日本国内でも世界でも結果を出せる日本人のための新しい営業とビジネスコミュニケーションの基本を、世界トップレベルの濃密なエピソードを交えてわかりやすく解説する。

5分間のサバイバル　5年生

韓賢東　チーム・ガリレオ　

860円（本体価格）/946円（税込価格）

サバイバルシリーズの科学クイズ本！「人間は何も食べずにどれだけ生きられるの？」「日本に火山はどれだけあるの？」など、科学に関するクイズを、サバイバルの人気キャラクターたちといっしょに解こう。人体、生き物、自然、身近な科学の4つのテーマに、それぞれ10のクイズと、詳しくわかる解説付き。5分間で科学のふしぎがよく分かる！学校の朝の読書の時間にも最適。

風神の手

道尾秀介　

1700円（本体価格）/1870円（税込価格）

彼／彼女らの人生は重なり、つながる。
隠された“因果律（めぐりあわせ）”の鍵を握るのは、一体誰なのか──

遺影専門の写真館「鏡影館」がある街を舞台にした、朝日新聞連載の「口笛鳥」を含む長編小説。読み進めるごとに出来事の〈意味〉が反転しながらつながっていき、数十年の歳月が流れていく──。道尾秀介にしか描けない世界観の傑作ミステリー。
ささいな嘘が、女子高校生と若き漁師の運命を変える――心中花
まめ＆でっかち、小学５年生の２人が遭遇した“事件”――口笛鳥
死を前にして、老女は自らの“罪”を打ち明ける――無常風
各章の登場人物たちが、意外なかたちで集う――待宵月

竹林精舎

玄侑宗久　

1800円（本体価格）/1980円（税込価格）

恋と放射能のはざまで
福島に住む僧侶作家が7年を経て放つ書下ろし長篇小説。

震災で両親を失った若き秋内圭（きよし）は、葬儀をしてくれた禅桂和尚の発する柔らかく澄んだ「気」にうたれ、「風に吹かれるように」出家して禅道場で3年間の修行をつむ。僧名が宗圭となった彼には学生時代から3人の仲間がいて、そのうちの一人、千香には思いを寄せ続けている。福島県の竹林寺の住職にという要請は受けたものの、そこは放射線量も高く、過疎地での寺の運営も困難が予測された。
千香への言い尽くせない恋の悩みや頼りない寺の経済的内実を抱えたまま、禅の公案と格闘しながら、なんとか前に進もうとする27歳の青年と若き仲間たちを描いた成長小説。
また本書は、直木賞作家道尾秀介氏の傑作ミステリー『ソロモンの犬』に登場する人々のその後の物語にもなっている。

●著者の言葉
この作品は、私が道尾秀介さんの『ソロモンの犬』と出逢ったことも含め、東日本大震災があのとき起こったことや、他にもさまざまな「意味のある偶然」に支えられて出来上がった気がする。実際に物語を運ぶうえでも、実人生と同じく「風に吹かれて流されるように」変化し膨らんだ面も多かった。（「風に吹かれて――『あとがき』に代えて」から）

女に生まれてよかった。と心から思える本

水島広子　

1300円（本体価格）/1430円（税込価格）

「女性に生まれなければよかったのに」と思ったことはないだろうか。女子力からはじまって、加齢や美醜、モテ・・・・・・。女性として生きるのに現代は面倒くさすぎる。全てのダメ女子たちに心から自分を肯定し、女であることに幸せを感じられる方法を伝授する。

映画化決定

友井羊　

1300円（本体価格）/1430円（税込価格）

「映画化決定ね！」

高二男子ナオトは、過去に描いたマンガ『春に君を想う』のネームを、映研で監督を務めるハルに見られてしまう。
学生向けの賞を受賞している天才女子からのオファーに乗り切れないナオト、しかしみずから映画制作にかかわるうちに、なぜ過去に書いたこの作品が人の胸を打つのか、徐々に気付き始める。
果たして表現に大事なのは才能か、それとも理論か？　真正面から向かい合い、ぶつかり合うふたり。一方、ハルは重い病をひた隠しにしているようだが・・・・・・。

「スープ屋しずくの朝ごはん」シリーズが大ヒット中の著者による新境地、切ない『映研』の青春を描く。

物語のおわり

湊かなえ　

640円（本体価格）/704円（税込価格）

妊娠三ヶ月で癌が発覚した智子、父親の死を機にプロカメラマンになる夢をあきらめようとする拓真、志望した会社に内定が決まったが自信の持てない綾子、娘のアメリカ行きを反対する水木、仕事一筋に証券会社で働いてきたあかね・・・・・・人生の岐路に立ったとき、彼らは北海道へひとり旅をする。そんな旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。果たして本当の結末とは――。あなたの「今」を動かす、力強い物語。