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1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
「自然主義」と呼ばれたもの達は、「言えない」を主題とする小説として生まれ、いつしか赤裸裸な「自分のこと」を告白する私小説へと変貌する。 国木田独歩と島崎藤村を中心に、「自然主義」との関わりから日本近代文学の核心に迫る第二部。 そして、明治維新の前年に生まれた夏目漱石、尾崎紅葉、幸田露伴、正岡子規、一つ年下の北村透谷。 明治生まれの第一世代の群像を、彼らの作品読解を通して活写する 橋本治の「近代」「文学」論の完結編。 西洋由来の「近代」受け入れた日本人が求め、 「近代」によって失われたものとはなんなのか?
1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
近代日本文学の黎明期に誕生した「私」をめぐる二つの小説――田山花袋『蒲団』と二葉亭四迷『平凡』が、文学の未来に残した可能性と困難。なぜ彼らは新しい文体を必要としたのか? 『古事記』に始まり、平安後期の慈円による『愚管抄』を経て、二葉亭四迷の翻訳『あひびき』に至るまで模索されてきた日本語文体は、言文一致体の誕生によって一つの完成をみる。 新しい言葉を獲得していく書き手たちのドラマを、小説家の視線と身体性から鮮やかに描き出す「第一部 言文一致体の誕生」。 つづく「第二部「自然主義」と呼ばれたもの達」では、「言えない」を主題とする小説として生まれた「自然主義」が、いつしか赤裸々な「自分のこと」を告白する私小説へと変貌する姿を活写していく。 橋本治がはじめて近代日本文学の作品群と向き合いながら、「近代」の組み立て直しを試みる本格評論
810円(本体価格)/891円(税込価格)
「父はえらい、男はえらい。だから説明能力がなくてもいい」というバカげた世界は崩壊している。しかし、「父権制の亡霊」のようにトランプ大統領が出現、世界は一挙に混沌としてしまった。日本でもシンクロするように、政治スキャンダル、セクハラ、パワハラが横行する。男による「論理」が通用しなくなっているにもかかわらず、なぜ「亡霊」がはびこるのか。「父権制」の成り立ちを歴史的にひもときながら、組織、女の役割、結婚など、これまで「当たり前」とされてきた在り方が通用しない世界が到来していることを告げる啓蒙の書! 目次 はじめに 第一章 世界はゆるやかに混乱して 一 制度は崩壊しているのに 二 二〇一七年都議選の背景PART1――「東京」が変わる 三 二〇一七年都議選の背景PART2――「都市おやじ」の時代 四 二〇一七年都議選の背景PART3――おやじ達の衣替え 五 二〇一七年都議選の背景PART5――熟年の家庭内離婚 六 「国民ファースト」ではなくて、なぜ「日本ファースト」? 第二章 とんでもなく下らない話 一 「父権制のてん覆」の由来 二 『スター・ウォーズ』の謎 三 父がいないスーパーヒーロー達 四 父はやたらと死んでしまう 五 スーパーマンはなぜ殺される? 六 そしてワンダーウーマンが現れる 第三章 女と論理 一 大昔の遥かに遠い地球とは別の銀河系では 二 「論理」にまつわる二つの側面 三 「当たり前」が大問題になる 四 学生運動と経営学 五 再び「当たり前」を問題にする 六 「女と論理」はどうなったのか? 第四章 組織の崩壊 一 一年前から続く出来事 二 病む組織、組織を病ませるもの 三 セクハラ君もやって来る 四 セクハラもパワハラだ 五 もう忘れられている一年前のこと 第五章 父権性の亡霊 一 突然話を分かりやすくさせたもの 二 昔よくいた田舎のおっさん 三 田舎のオヤジの運命 四 父親は、豊かになって瓦解して行く 五 オヤジは説明をしない、だから説明能力がない 六 永田町と日本ボクシング連盟 七 忖度は誰かがしたのかもしれないが、私が「しろ」と言ったわけではない 八 そんなことはともかく、トランプ大統領と仲がいい安倍総理大臣は外交に強い 九 モラルではなく、説明能力がない 第六章 誰も経験したことがない世界 一 元日本ボクシング連盟終身会長が愛した映画『ゴッドファザー』とその「愛のテーマ」 二 家族より「個=孤」が美しかった時代 三 女の居場所 四 それを女が「抑圧」と解釈したら―― 五 「結婚」という最小の社会的単位の持っていた意味 六 「家」と王国、家長と王様 七 「家」の持っていた意味
640円(本体価格)/704円(税込価格)
「負けない力」とは知性のことだ! そもそも本当の知性とは何か?「勉強が出来る」「頭がいい」ことが重視されてきた結果、「負け続けてきた」この国で、知性を手にするために。ロングセラー『知性の 覆』につながる思考鍛錬エッセイ。
760円(本体価格)/836円(税込価格)
日本もアメリカも、政治経済はめちゃくちゃで、モラルもなにもあったもんじゃない。
「ヤンキー」と、言い訳する「大学出」ばかりで、この国にはもはやほんものの知性は存在しないのか? 吹き荒れる「反知性主義」の実態は、思想ではなく単なる気分に過ぎないと看破し、世界が壊れゆく歴史的転換を柔らかに読み解く。
もやもやを晴らす快刀乱麻の書!

第一章 ヤンキー的なもの
不良は自己主張する/みんな自己主張したいんだな
第二章 大学を考える
大学を離れて「ワケのわからないもの」になる/うっかりすると「反知性」になる
第三章 不思議な頭脳
ヘイトスピーチってなんだったんだ?/中流化して更に中流化する世界
第四章 知の中央集権
東京のなにがエライ?/だから東京は支配的になる
第五章 なぜ下品になったのか
日本人は下品になった/知性はモラルを捨てていく
第六章 「経済」という怪物
EUが成立した頃/産業が発達して豊かになると、その結果、働く人間に皺寄せが来る
最終章 顚覆しちゃいましたね
トランプはヒトラーになれない/顚覆してしまった知性の「その先」
2500円(本体価格)/2750円(税込価格)
明治維新の前年に生まれた夏目漱石、尾崎紅葉、幸田露伴、正岡子規、そして一つ年下の北村透谷。明治生まれの第一世代の群像を、彼らの作品読解を通して活写する橋本治の「近代」「文学」論の完結編。西洋由来の「近代」受け入れた日本人が求め、「近代」によって失われたものとはなんなのか?
2200円(本体価格)/2420円(税込価格)
島崎藤村『破戒』、田山花袋『蒲団』から私小説へ。日本の「自然主義」は「言えない秘密」を抱える男達の物語だった。それがいつしか「事実」を告白する小説へと変貌する。藤村の「自分語り」を通して、自然主義の本質に迫る橋本流近代文学論。
1800円(本体価格)/1980円(税込価格)
 橋本治の時評エッセーが、いよいよ復活! 2009年の政権交代から11年の東日本大震災まで、日本の社会を立ち止まらせている現状と、その理由が一目でわかる。リーダー不在の国、歴代総理の決断力、原発事故がもたらしたもの、中国の民主化など、話題満載の書。
1800円(本体価格)/1980円(税込価格)
 日本の小説は、どうしてダメになったのか? 田山花袋『蒲団』vs.二葉亭四迷『平凡』──近代文学の黎明期に誕生したふたつの「私小説」が、小説の未来に残した可能性と困難とは? 作家たちが格闘した120年を読み解く新たな文学史。ライフワーク第1弾!
1400円(本体価格)/1540円(税込価格)
橋本治による小説の書き方、考え方をめぐる本格エッセイ集。「風景」「世界観」「読書」から「近代文学」まで、橋本治にとって小説とは何か? 行き詰まりつつある現代小説において、小説を考えるための新たな土台を、自らの来歴や実感から指し示す小論集。
600円(本体価格)/660円(税込価格)
どうにもならない構造を抱えてしまった大学、企業、そして日本という社会。この行きづまりの状況において、この国のあり方、私たちが生きるためのヒントを、著者自らの来歴、実感から提示する。「正解が1つではないこと、選択肢がいくつもあるということが真の自由」「これだけを知っていれば大丈夫、と範囲を決めてしまうことは、本当の意味での教養にはつながらない」など、物事を考える上でのヒントが満載。
1400円(本体価格)/1540円(税込価格)
いま日本を代表する「知識人」となった著者の、もっとも重要なエッセンスが凝縮された一冊。9・11、イラク戦争、北朝鮮問題といったトピックを素材に、教養、批評、文化など、いま私たちがものを考えるためのヒントが、ぎっしり詰まった好著。