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1050円(本体価格)/1155円(税込価格)
終わりが見えないウクライナ戦争にガザ戦争。トランプ大統領の再選で、自由・平等を基盤とする民主主義がゆらいでいる。ヨーロッパにおける右派勢力の躍進から、選挙のたびに民主主義に亀裂が入っているように見える。社会の現状を的確に分析し、普遍的な価値の意義と日本の取るべき道を問い直す、実践社会学講義。
900円(本体価格)/990円(税込価格)
昭和天皇、吉田茂、石橋湛山、 谷崎潤一郎、三島由紀夫、美空ひばり…… あの人と鉄道の意外な接点 時刻表から近現代史を読み直す 鉄道が運んでいるのは、人と荷物、 そして過去から未来への「歴史の瞬間」 昭和天皇の御召列車が抱えていた警備上の重大な弱点、 酩酊して乗り過ごした吉田茂が熱海で迎えた悲惨な朝、 石橋湛山の政治生命を短くした窮屈な寝台車、 若き日の美空ひばりが愛した夜行列車――。 朝日新聞土曜別刷り「be」の好評連載、待望の書籍化最新刊! ●目次より 第一章 時刻表から読み直す、あの事件 血盟団事件と常磐線 幻に終わった宇垣一成内閣 韓国で知った昭和の終わり 一冊の週刊誌が変えた運命 岡田嘉子、ソ連に亡命す 第二章 皇族も政治家も、みんな鉄道を使っていた 吉田茂、熱海まで乗り過ごす 昭和天皇、天城山に登る 佐藤栄作と峠の釜めし 3等寝台に乗った石橋主将 高松宮と近衛文麿の密談 第三章 作家が愛した路線 神風正一の声、どこでも 能登の廃線、清張の世界 「邪宗門」に描かれた神部駅 幸田文、運転台に乗る 美空ひばりと夜行列車 三島由紀夫の「牡丹」 第四章 あの日の駅弁、思い出の車輛 小淵沢、駅そばとの再会 傷痍軍人と授乳女性と 谷は「や」か「たに」か 線路は狭軌か国際標準軌か 修善寺駅の「あじ寿司」 第五章 旅情の記憶 旧生駒トンネルの光と影 新幹線で長崎が失ったもの 夕刻の鶴見線、車内は社内 「ただいま」は「まもなく」? 幕張駅と大学との別れ ●著者の言葉  先日、東京駅から新幹線に乗る機会があった。ホームを見回してみると、列車の扉の前に並んでいる外国人の家族や夫婦などの姿がやたらと目についた。英語、中国語、韓国語など、さまざまな外国語があちこちから聞こえてくる。目を閉じてしまえば、一体どこの国にいるのかわからなくなるほどだった。 二〇二〇年代に入って世界を巻き込んだコロナ禍が収まるにつれ、インバウンドの波が再び日本にも及んできた。二〇二四年の年間訪日外客数は約三千六八七万人で、コロナ禍前の二〇一九年を約五〇〇万人も上回り、年間過去最高を更新した。この傾向は、これからも当面続くものと見られている。 外国人にとっての日本の魅力の一つは鉄道だろう。とりわけ日本で車を運転できない外国の観光客にとって、鉄道ほど頼りになる存在はあるまい。JR各線に乗れるジャパン・レール・パス。習慣化した定時運転。充実した鉄道網。弁当の豊富さ。空調が効いた清潔な車内。四季折々の車窓風景。日本人にとっては当たり前のものであっても、外国人にとっては他国にない魅力として映るものは少なくない。 車内で彼らは向かい合わせに座り、大きな声で話したり、車窓から富士山が見えるといっせいにスマホやカメラのシャッターを切ったりする。日本人のように座るとほぼ同時にブラインドを下げて居眠りを始めたり、ひたすらスマホの画面をのぞき込んだりしている客はあまりいない。オーバーツーリズムの弊害が叫ばれているのを気にする様子もなく、旅を満喫している空気がこちらにも伝わってくる。 こうした光景を見ていると、かつての日本人もそうだったのではないかという気がしてくる。首都圏や大阪圏には戦前からいまとほぼ変わらないダイヤが組まれていた区間もあったが、大多数の区間はいまよりも本数が少なかったし、所要時間も余計にかかった。多くの人々にとって、長距離列車に乗ることは非日常的な「ハレ」の行事にほかならなかった。スマホもパソコンもない時代、彼らは乗り合わせた客どうしで話をしたり、車窓に目を凝らしたり、窓を開けて駅弁を買ったりしていた。 日本では欧米に比べて鉄道の開業が遅れたものの、短期間のうちに整備されたせいか黄金時代が長く、明治後期から戦後の一九六〇年代までずっと陸上交通の主役であり続けた。確かに鉄道の廃止が進む地方もあるとはいえ、明治から令和まで、列車に乗ることほど地位や年齢、性別、居住地の違いを超えて日本人全体の共通体験となってきたものはあるまい。その恩恵を外国人もまた享受しているのである。 鉄道はどこかからどこかへ移動するための単なる手段にとどまらず、車内で過ごす時間そのものが人生の重要な一部分を成した。多くの日本人が日記やエッセイ、自伝などでそうした時間を記しているゆえんである。いまや失われてしまった「旅」の醍醐味の一端を、せめて活字を通してでも味わい、先人たちが車中で何を考えていたかを想像することができれば、著者としてこれに勝る喜びはない。 (「あとがき」より)
900円(本体価格)/990円(税込価格)
第2期トランプ政権に戦々恐々とする各国指導者たち。ガザ「所有」や、カナダ、メキシコに脅しをかけるトランプ氏の論理は「強者の支配と弱者の従属」だ。同盟国をはじめ、日本を含む国際秩序はどう構築されるのか。不確実さに覆われた世界を国際政治学者が読み解く。
900円(本体価格)/990円(税込価格)
ある問題について対話や議論をするにしても、前提や土台を共有できない、軽く受け流し冷笑・嘲笑する、傾向が強まっている。特にSNSやネット上で幅を利かせる「論破」。人はなぜ言葉を交わすのか──人間と対話の本質的な関係を哲学の視点から解き明かす。
1050円(本体価格)/1155円(税込価格)
学校で教わった最大の謎。それは、「マイナス×マイナス=プラス」という不可思議な公式である。三角錐の体積はなぜ3で割るのか、球の体積はなぜ4/3をかけるのか……。あのとき丸暗記させられた数式の本当の意味が、やっとわかる!
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
現代社会の死生観は高齢化、葬式・墓の簡素化、家族関係の希薄化とともに変化してきた。多くの人が不安視するひとり死について、「終活」講演多数の死生学研究者が意識調査結果を分析し浮き彫りにする。死生観を醸成する一助となる一冊。
2400円(本体価格)/2640円(税込価格)
 ある日、著者のもとに植物学者から共同研究への誘いの手紙が届いた。全国の巨樹イチョウを調べているが、中国・朝鮮半島から日本に渡来した時期を科学的な根拠によって明かしたい、歴史研究者のあなたの協力を得たい、という。  植物学者の圧倒的な熱意に衝き動かされた著者は、ここからイチョウの史料調査に正面から取り組む。記録、古文書などイチョウに関するあらゆる文献を求めて全国を歩くなか、ある郷土史家が残した一冊の本に出会う。  そこには江戸中期、将軍吉宗が引き起こした美作国・菩提寺のイチョウにまつわる村の大事件が記されていた。イチョウ関係でこれほどの古文書は世界を探しても他にないだろう。それはどんなイチョウか。また稀有な資料を書き写した郷土史家とは。歴史研究者が綴るあくなき史料探求の道。
682円(本体価格)/750円(税込価格)
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
空間に値打ちがある美術館に、知る人ぞ知る名品。レトロな洋館、庭園、仏像、超絶技巧まで、関西ならではの魅力あふれるミュージアムをたっぷりご紹介。京阪神のアートさんぽMAP、滋賀や瀬戸内などの日帰りアートトリップにも注目。
2100円(本体価格)/2310円(税込価格)
TOEICテストは約7割の問題で「言い換え力」が問われます。 だから、頻出の言い換えを覚えるとスコアが上がる。 「本書の成果はスコアが証明します。TOEIC geek(オタク)の私たちを信じてください」著者一同。 全文朗読音声付き。スマートフォン対応。
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
東大理Ⅲ佐藤ママと、カリスマきょうこ先生のコラボ第2弾。親の役割、中学受験で鍛えられる力など受験の本質から、6年生秋からの心構えや直前期Q&Aまで、受験の不安や悩みが晴れる二人の「ぶっちゃけ話」を収録。
1100円(本体価格)/1210円(税込価格)
伝説の殺し屋、汐見凌は港町でひっそり暮らしていたが、暴力団組織に見つかり「現場に戻り、かつてのボスを殺せ」と指示される。相棒となったのは若造の伊吹勇次。ぶつかり合う二人は仕事を成し遂げられるのか? 超過激な長編ハードアクション。解説は若林踏氏。
950円(本体価格)/1045円(税込価格)
ナチス・ドイツの大衆動員を追体験する授業を通じて、ファシズムの仕組みに迫る。ヘイトスピーチをはじめとする身近な問題にも焦点を当てた、現代社会と民主主義を再考するための必読書。「補論 日本の『自粛警察』とファシズム」も新たに収録。
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
関東大震災下に起きた大杉栄虐殺事件。いまだに謎の多いこの事件の犯人として知られる帝国陸軍憲兵大尉・甘粕正彦。その彼が獄中生活、フランス時代を経て初めて満州に姿を現したのは、昭和4年7月であった。影響力は関東軍にまで及ぶといわれ恐れられた満州での後半生は、敗戦直後の自決によって終止符を打たれる。甘粕はどのような信念・心情をもって人生を送ったのか。膨大な資料、今となっては不可能な親族、関係者へ取材をもとに、近代史の最暗部を生きた男の人間性にせまる名著の復刊。
1800円(本体価格)/1980円(税込価格)
皇室和歌相談役で美智子さまの歌集『ゆふすげ』の解説者による、 中高年の日々を楽しく生きるヒント集 * 細胞生物学者、歌人である著者が、エッセイと名歌でつづる、長い人生後半への応援歌。中高年は人生の困難をのりきる「収穫期」でもある。 自ら後期高齢者になった経験から、深く読み解く、老いを迎えるための人生観とユーモアと覚悟。 目次 第一部 人生後半へ  中年は人生後半への入口/老いのユーモア/老後と金/定年と退職/死ぬまで現役・再雇用/老いらくの恋・秘めたる恋/離婚・再婚/おひとり様の老後 第二部 老いの先へ 介護の歌/病の歌/死までの時間/死別の歌/孤のなかに己を見る 第三部 たのしみへ 食のたのしみ/酒のたのしみ/二日酔いの歌など/友ありてこそ/旅で自分に出会う/ペットのいる生活 
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
高校の漫画研究会のたった二人の部員である葵と由利。デビューを夢見る二人だが、歌舞伎町のビルから女子高生が転落した事件をきっかけに人生の歯車が軋み始める。『殺した夫が帰ってきました』の著者が贈る、騙されること必至の青春ミステリー。