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890円(本体価格)/979円(税込価格)
新宗教はなぜ、政治に深く入り込んでいくのか? その問いが導く日本社会のもう一つの素顔がここに――。新宗教は、高度経済成長の産物であり、近代日本社会の宗教体制が色濃く反映されている。特に天皇制とのかかわりに着目したとき「新宗教とは何か」が理解できる。新宗教を誰よりも知る著者による、宗教と政治の深い関係と確執のすべて。
810円(本体価格)/891円(税込価格)
人はなぜ、嘘をつくの? 人間は嘘の王様? 釈迦、孔子、親鸞の味な言葉から見えてくる、〈嘘からわかる人間のホント〉! 嘘を戒める宗教の教えから見えてくるのは、究極的な嘘の本質かもしれない――。〈嘘の正体〉に9つの視点から迫る宗教学的省察。 ◎目次より 【第1章】戒律で禁じられた嘘   仏教が禁じる嘘/キリスト教、イスラム教、儒教が禁じる嘘/理由が示されない戒 etc.    【第2章】嘘も方便   法華経と方便/釈迦の真実の教え/最澄の野心/嘘を許さない日蓮/釈迦の壮大な嘘 etc.    【第3章】異端は平気で嘘をつく   異端の誕生/神学発展による異端排斥/絶対善の矛盾/救済のための異端審問 etc. 【第4章】親孝行とは嘘をつくことなり   孝経が説く徳目/「父は子の為に隠し、子は父の為に隠す」/ついてもかまわない嘘 etc.  【第5章】嘘を許さないキリスト教の仕組み   原罪の観念と告解/告解と贖罪の相関性/告解すれば赦される/嘘をつかせない仕組み etc.    【第6章】アッラーはすべてを許し給う   商取引で説く聖典/嘘に対する厳罰/信仰誕生の必然性/ルールとしての嘘 etc. 【第7章】カントは嘘を革命した 分断と戒めのパラレル/カントによる嘘の定義/社会を崩壊させる嘘/神はときに嘘をつく etc. 【第8章】なぜ人は嘘をつくのか   人間は嘘の王様/嘘をつくことの快楽/政治家や官僚の嘘/嘘がつけない社会の誕生 etc. 【第9章】よろずのこと、みなもって、そらごとたわごと   人を感動させる嘘/無常の憂き世/親鸞のことば/世俗の嘘と仏の真実/仏教の恐ろしさと自由さ etc.  
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
宗教を知らずに済む時代は終わった! 一神教・多神教 旧約・新約 三位一体 原罪 贖罪 666 使徒 福音(ユーアンゲリオン) 七つの大罪 十戒 バベル WASP 原理主義・・・・・・世界の一流の常識として知らないとまずい言葉だけを集め、超訳&超速で解説。
720円(本体価格)/792円(税込価格)
尊敬されつつ「老いる」のが困難な現代。年を重ねるごとにますます輝く人がいる一方、老いるほどに嫌われる人もいる。その境目は何か。〈老後は観念に過ぎず、好奇心さえ失わなければ人生に老後なし。終活などやめて、いかに自分を向上させるかを考えた方がいい。覚悟ひとつで老年は「老成の期間」となり、老いてからの進歩こそ、人間の生き甲斐だ〉。「他人の申し出を断らない」「自分自身に簡単に納得しない」など、ちょっとした心構えから変えられる明日の自分。「人は成熟していく生き物である」が持論の宗教学者による、超高齢社会に捧げる「老成のすすめ」。
(目次より)
第1章 老いない道
老齢がものを言うこと/「老成」の意味/儒教の徳目/仏教の四苦/輪廻の観念/老いることでこそ etc
第2章 老後は、ない
「老後問題」は新しい/三分割される人生/老齢の子育て/長生きする不幸/老いたからこその進歩 etc
第3章 死ぬまで生きる
いつからが老後か/武者小路実篤の試み/平均寿命の影響/「太く短く生きる」難しさ/「見る」ことを重ねる意味 etc
第4章 「御先祖」になる
柳田國男の『先祖の話』/先祖とは何か/家督の祭祀権/日本人の「先祖崇拝」/サラリーマン家庭の難しさ etc
第5章 本当の人生は隠居から
法律用語としての隠居/インドの「四住期」/芭蕉も若沖も西鶴も/現代における隠居/好奇心という扉 etc
第6章 終活よりも出家
無縁墓の時代/終活の実情/出家のはじまり/出家の理由/仏の世界に生きる/理解できないものとの出逢い etc
第7章 子どものこころを失わない
老成の条件/新陳代謝をくり返す世界/それぞれの通過儀礼/「時分の花」と「まことの花」/煩悩を掻き立てる世界 etc
第8章 老いというチャンス
忍び込む老い/自己防衛の機能/『戒老録』の教え/戒の本源性/信仰の有無/試練というチャンス etc
第9章 人生には締め切りがある
目的があるかどうか/執着という敵/墓という枷/「死にとうない」の真意/見えにくい多死社会/死の現状 etc
760円(本体価格)/836円(税込価格)
天皇陛下の「生前退位」をどう受け止めるか? 憲法と密接に関連している皇室典範をどのように変えていくべきか? そして憲法は、今後どのように変えていかなければならないのか? かつてない「天皇制の危機」を改憲問題に併せて解き明かす、著者渾身の書き下ろし。
580円(本体価格)/638円(税込価格)
 「仏教は世界の三大宗教ではない」「日本人は一神教だ」「イスラム教に聖職者はいない」。今まで信じてきた宗教の常識は嘘だった! 今日から、宗教の見方がガラッと変わる!? 目からウロコの宗教常識本の決定版。
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
ハリポタは、善悪があいまいになった現代社会の「聖書」だ! オウム事件を乗り越えた宗教学者が、世界的ベストセラー・ファンタジーに宗教とテロリズムの視点から大胆に迫る。シリーズ完結の今こそ、大人から子どもまで、救いを求める人々に読んでほしい。
740円(本体価格)/814円(税込価格)
死後の世界、あの世への関心の高まるいま、話題の宗教学者同士が「死」について語りあう。山にかかわる「送り火」、海にまつわる西方浄土などを題材に、自然とともにある日本人の死生観を解きほぐし、死との向き合い方を考える。
720円(本体価格)/792円(税込価格)
公明党と創価学会は果たして一心同体なのか。先入観を排し、取材豊富な研究者の立場から、両者の本当の関係に迫った注目の書。なぜ公明党は誕生したか。転換点となった言論出版妨害事件とは? さらには、政局の流動化と政権与党の関係、創価学会の多様化と公明党との乖離、公明党の脱「創価学会」化、創価学会と公明党の相互補完関係などなど。結党以来の歴史を紐解きながら、公明党の現状を読み解く。
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
創立75周年を迎えた巨大宗教集団、創価学会は、いまどうなっているのか、どこまで力があるのか、これからどこに向かおうとしているかを、宗教学者の視点から説く。話題になった新潮新書『創価学会』の続編に当たるが、ニュートラルな立場での創価学会の研究は意外に少ない。教団の内憂外患、選挙頼みの実態、平和主義の危うさ、カリスマの実像など。政治の季節に恰好の書。
1200円(本体価格)/1320円(税込価格)
宗教については知っているようで知らないことがたくさんある。「日本のような戒名の制度はほかにはない」「人は苦しいときには神を頼まない」「イスラム教に聖職者はいない」「キリスト教徒もアッラーを崇拝している」「クリスマスを認めないキリスト教徒がいた」など、へーっと思う知識を宗教学の第一人者が伝授する。仏教、キリスト教、イスラム教を中心に、宗教全般で30項目余りを立てて解説した教養書。
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
昨年の9月11日にアメリカで起きた事件は「テロ」か「殉教」か!!イスラム世界と西洋世界の衝突と言われた出来事を皮切りに、社会学者と宗教学者が真摯に対論した、日本人のための「宗教と戦争」論。日本と世界がわかる絶好の入門書。