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2400円(本体価格)/2640円(税込価格)
私たちは孤独ゆえに小説を生みだし、小説を読み書きするゆえに孤独を深めてきた――。 小説の本質とは何か。私たちはなぜ物語を必要とするのか。「共感性読書」の波が席巻する現在、小説という散文形式の発展、語り手の位相の変遷を読み解きながら、神なき時代の叙事詩である小説の起源を探り、フィクションの本質に迫る本格文芸評論。 目次  はじめに 第一部 小説、感情、孤独 第一章 詩と小説、色と光  最も似ていない物真似、最も甚だしい錯覚  なにが詩で、なにが小説なのか?  詩人の小説、小説家の詩  あれもこれも奇妙なふるまい  小説、この新奇なもの 第二章 小説、この小さきもの  なぜ「小」説なのか?  『源氏物語』の現代小説性  物語と感情史の大革命――アルファベットの登場  新たな声の誕生――叙事から抒情へ  世界初のグローバリゼーション――散文と孤独  大きな物語からの「辞退」――レクサティオ  隠れた意図と女性視点の欠如  アルファベットの功罪 第三章 近代化、孤独、小説  ロンリネスの醸成と感染力  ひとはいつから「寂しい」と言うようになったのか?  寂しんぼ時代の到来  なぜ近現代人はこんなに寂しがりなのか?  共感はなにに運ばれる?  大きな物語のなかの孤独  ロンリネスを逆手にとる  コラムⅠ 文化盗用 第二部 神から遠く離れて――小説はいかに共感の器となり得たか 第一章 デーモンが世界を散文化する  叙事詩から小説へ  「ここに私がいる」  内面にこそリアルがある  小説、この成り上がり者  神が去り、世界は散文化する 第二章 散文、労働、翻訳  ナポレオンというインスピレーション  企図と手法の離反  労働としての散文  “英語散文の父”ウィクリフ  翻訳、人間らしさのありか  汚染としての聖書翻訳 第三章 共感を担う話法  心と声へのなめらかな誘導  自由間接話法とは何か?  社会の脅威とまで言われた話法 第四章 リレータブルという価値  ラスコーリニコフと友だちになりたいか?  英語世界を席巻した共感語  自撮り読書――シンパシーとエンパシー  誰にも共感できない小説  苦しみは相対的なものか?  否定的エウレカ  コラムⅡ 古典の“浄化”と読み直し 第三部 フィクションと当事者性――“真実”はだれに語り得るか? 第一章 リアリズムから読み解く共感  詩的な散文のリアルさ  ゆっくりした散文の幻想性  大衆文化が押しだしたリアリティ  リアリズムは個人主義に始まる  リアリズム小説の優位点――不完全さと共感  理解、寛容、倫理――シンパシーでたどり着けないもの 第二章 語り手から読み解く当事者性――人称と視点  「いまでなく、ここでなく、わたしでなく」  物語の分岐点――語り手の消失  生得的語り手――予め刻印された存在  語り手を消す方法その1――擬態と非劇化  語り手を消す方法その2――後景化と非劇化  日本語、初めて三人称で書かされる  語り手がいるとはそういうことだ  「た」の文体革命――明治の異化翻訳  二葉亭の方向転換――明治の同化翻訳  「た」から「る」へ時代に逆行  語り手を消す方法その3――前景化と劇化  革新的な語り手ネリー  語りの人称空間を広げた書簡体小説  小説、この「まがいもの」  当事者性は障壁をすり抜ける? 第三章 フィクションでだれになにが書けるか?  おかしな日本人の表象  同時代の当事者文学の登場  健常者優位社会のバリア――想像力の横暴さ  健常者が障害を書くということ  自由意思と自己決定権の罠  コラムⅢ 市民検閲 第四部 個人と多様性、独立と連帯 第一章 咀嚼か窒息か  死を知ることとフィクション  近代社会が生みだしたバグ  緩衝された自己か、多孔的な自己か?  Perfectか、purposeか?  ジャムか、サラダか? 第二章 語りにおける回顧と模倣   現在形で書くという時流  強権の放棄、物語化の回避  現在時制で振り返るということ  過去形でしか書けないこと 第三章 What Are You Going Through?  隣の部屋の他者  Solitude, Loneliness, Isolation――単独性の諸相  連帯あっての切断  内的分裂、自己との対話の欠如  プネウマの連合、共感の粉  あなたの苦しみはなんですか? おわりに 小説とロンリネス――独りきりの私のために  普遍よりも「いま、ここ、私」  書くことの畏れと安らぎ
1100円(本体価格)/1210円(税込価格)
好評の「ハレ旅」シリーズから「日光・那須」の2026〜27年最新版が登場! 世界遺産・日光東照宮の見どころを徹底ガイド! 絶景ドライブコースからグルメ、温泉、話題スポットまで情報満載です。取り外せて便利な街歩き地図と、無料電子版付き。
2200円(本体価格)/2420円(税込価格)
料理家・荻野恭子が、50年にわたってシルクロードを旅しながら出会った、世界各地の粉もの料理とスパイス料理を一冊にまとめた大作レシピ本。 パン、餃子、ナン、餅、クレープ、蒸し料理……。 香辛料をきかせた煮込みや炒め物、スープ、ディップ、デザート……。 各国の台所を実際に訪ね歩いて、現地の人に教わりながら再現した、家庭で作れるリアルな味を約300ページにわたって紹介します。 荻野恭子本人による旅のスナップ写真も多数収録。 見て楽しい、作っておいしい。まるで食の世界旅行ができる一冊です。 ________________________________________ ●こんな方におすすめ! ・世界の料理に興味がある ・スパイスをもっと活用したい ・粉ものが大好き(パン・餃子・パイなど) ・旅が好き/食文化が好き ・本格的なレシピを知りたいけど、家庭で作れるレベルがいい
1000円(本体価格)/1100円(税込価格)
「C・SCHOOLぴっち」シリーズの第3弾。火を使わない、身近な材料で作れるスイーツレシピを60品紹介。かんたんに作れるクッキー、マフィンから、あこがれのホールケーキまで。はじめてお菓子づくりに挑戦する小さなお子さんでも安心して楽しめます。
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
好評既刊『発酵料理のきほん』『発酵スープ』に続く第3弾!毎日のごはんづくりに大活躍の「発酵おかず」のレシピ本です。「もっといろいろな発酵調味料のレシピを知りたい!」という声に応え、おかず、副菜、常備菜など、手づくり発酵食ならではのポイントも交えながら紹介します。 毎日発酵! 発酵調味料があれば、買ってきた肉や魚も、漬け置くだけで驚くほどおいしくなる! そんな発酵調味料を活用したレシピを110品掲載。 野菜が主役の副菜や、作り置きに便利な常備菜のレシピも満載です。
950円(本体価格)/1045円(税込価格)
★歴史的な転換点を迎えた日本政治。 ★「多党化」で今後どうなるのか? 2025年7月、参院選の大敗で衆参両院で少数与党に転落した自民党。 結党以来、初の事態に混乱する一方、野党もまとまりを欠く。今後は予算案、法案ごとに多数派形成するしかなくなり、政策の実現に時間がかかる。保守層の受け皿となる党の躍進により、排外主義的な傾向も懸念される。トランプ革命を進める同盟国アメリカからも目が離せない。2023年12月、「裏金」問題を特報し、その後の関連報道で、2024年度新聞協会賞を受賞した朝日新聞が総力を結集した激動の政治ドキュメント。
1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
祝! 作詞家生活55周年。2100曲以上の作品を世に送り出してきた空前絶後の作詞家が、日々思うこと、思い出すこと、これからのことを縦横に語る。朝日新聞土曜別刷り「be」の人気連載「書きかけの…」待望の書籍化。 
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
文学、映画、アニメ、漫画……でひときわ印象に残る「名台詞(せりふ)=パンチライン」。この台詞が心に引っかかる背景には、言語学的な理由があるのかもしれない。ひとつの台詞を引用し、そこに隠れた言語学的魅力を、気鋭の言語学者・川添愛氏が解説する。
880円(本体価格)/968円(税込価格)
アナタもやれるかも!? 実在する霊能者・寺尾玲子が「生霊返し」を伝授!! 夜毎、金縛りと悪夢に悩まされる沙弓さんの友人。悪夢はなかなか治まらない。沙弓さんが霊視すると友人に憑いているある女性の生霊が現れたのだが、祓っても祓っても戻ってきてしまう。師匠である寺尾玲子さんに助言を求めると、効果てきめんの方法を伝授してくれた!! 「自分でもやれるかもしれない」「沙弓さんと一緒に勉強してます」と大評判!! 『HONKOWA』で活躍中の霊能者・寺尾玲子氏のお手伝いをする高山沙弓さんは、玲子さんも認める霊感体質の一般女性。出来過ぎる師匠の下で、日々精進する霊能者修行の奮闘記。
1900円(本体価格)/2090円(税込価格)
【時間はもう溶かさない!人生の濃度を上げるための至高の時間術!】 未収録テキスト「第0部 信じる」 下記リンクにて掲載しています。 https://publications.asahi.com/design_items/pc/pdf/product/25529/timebox.pdf 「タイムボックス」とは、最優先でやるべきことを15分・30分・60分の箱に分け、その時間枠の中でやり遂げる手法。 イーロン・マスクやビル・ゲイツも実践する、至高の時間管理術として知られている。10年以上実践し、磨き上げてきた著者が、その哲学と実践方法を解説。
545円(本体価格)/600円(税込価格)
545円(本体価格)/600円(税込価格)
870円(本体価格)/957円(税込価格)
2025年後期のNHK朝の連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルとなる小泉八雲、セツ夫妻。 主人公・松野トキの名前は、八雲晩年のあるエピソードに由来しているんです。 八雲の代表作『怪談』の表記が『KWAIDAN』となっているのは、 妻のセツが出雲のことばで話を聴かせたから。 孤独な幼少期を経て日本にやってきたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と没落した武家の娘・小泉セツの出会いによって、生まれた再話文学の世界。 夫婦の歩みと、紡ぎ出された作品の豊かな世界、その現代性を ひ孫で、小泉八雲記念館の館長の小泉凡さんが語り尽くす。 (目次) 序章 セツと八雲のひ孫だから想うこと 第1章 それぞれの生い立ち 第2章 セツと八雲の出会い 第3章 さようなら、松江 第4章 熊本・神戸で築いた家庭 第5章 晩年の八雲 第6章 セツのそれから 終章 令和の「セツと八雲」              
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
80年代を代表する2人の歌姫は相反する思想と戦略で、1980年代消費社会を代表するアイドルとなった。当時最前線の作詞家・作曲家たちに触発されて生み出した楽曲を論じ、芸能界にうごめく欲望を見事にかいくぐった2人の闘いを描く傑作評伝に大幅加筆した決定版。
870円(本体価格)/957円(税込価格)
テクノロジーはどこまで人間に寄り添えるか? 10年後、日本の病院はここまで変わる! 無人診察室、がんワクチン、AIの誤診、人手不足を解決する介護DX…… いま知っておきたい、教養としての医療とAI 画像診断や創薬など、医療にAI技術が導入されるようになって久しいが、今後この流れはますます加速し、診療や介護、看取りの場面にも AIは欠かせない存在となる。 かつて人間医師の“聖域”とされた「対話」「寄り添い」「見守り」といった領域にも容赦なくテクノロジーが入り込んだとき、医師に残された役割とは何か。 私たち患者の命の扱われ方はどう変わるのか。 そして、この大変革は人手不足や医療費膨張をはじめとする 日本の医療問題を解決へ向かわせるのか。 はたして死角はないのだろうか――。 未来の医療が描く、これからの生き方、死に方とは? 直面する変化と課題、打開策を最新研究から論じる。 【目次】 序 章 AIに看取られる日 ・介護から看取りへ――10年後のAIとDX ・「人間中心の医療と介護」からの再構築 ・日本の医療制度が抱える問題 ……ほか 第1章 なぜ「医療にAI」なのか ・医師とAIの主従関係は逆転する ・ヤブ医者も「名医」もいなくなる ・AIが変える診察室の風景 ・AIの進歩で誤診が増える? ……ほか 第2章 患者のビッグデータが治療を変える ・ビッグデータで超早期にがんを発見 ・便座で、鏡で、生体データを収集 ・医療情報と収入データを紐づける ・AI医師が誤診したら誰が責任を負うのか? ……ほか 第3章 AIだけじゃない! 2035年の医療技術 ・バイオプリンティング:3Dプリンターで身体の部品を作る ・デジタルツイン:治療を「仮想の自分」で試す ・がんワクチン:自身の免疫をがん専用兵器に育てる ・長寿遺伝子と老化細胞除去:細胞から若返る ……ほか 第4章 AIは医療費問題を解決するか ・美容外科への人材流出=「直美(ちょくび)」問題 ・医療費削減のカギはOTC薬 ・デジタル治療アプリ(DTx)の可能性 ・ChatGPTへの相談で医療費削減? ……ほか 第5章 これからの人間医師の役割とは何か ・人間医師の「聖域」 ・患者の経済状況に合わせた治療の提案 ・「病院=儲かる」は過去の話 ・ミニマムDXで始める未来のクリニック ……ほか 第6章 未来の介護と「寄り添い」 ・高齢化する訪問介護の支え手たち ・ICT化できない現場 ・バイアスだらけの要介護認定 ・介護現場のハラスメントはなぜ起こるか ……ほか 第7章「死ねない時代」の安楽死・再論 ・安楽死を語るとき大切にしたいこと ・日本では医師任せの「グレーゾーン」 ・自殺幇助と積極的安楽死を合法化すべき理由 ・死を語ることの忌避感を乗り越える ……ほか 【著者について】 奥 真也(おく・しんや) 1962年、大阪府生まれ。大阪府立北野高校、東京大学医学部卒業。英レスター大学経営大学院修了。医師、医学博士、経営学修士(MBA)。専門は医療未来学、放射線医学、核医学、医療情報学。東京大学医学部附属病院22世紀医療センター准教授、会津大学教授を経てビジネスの世界に身を転じ、製薬会社、医療機器メーカー、薬事コンサルティング会社などに勤務。現在、東京科学大学医療・創薬イノベーション教育開発機構特任教授。著書に『Die革命』(大和書房)、『未来の医療年表』(講談社現代新書)、『世界最先端の健康戦略』(KADOKAWA)、『未来の医療で働くあなたへ』(河出書房新社)、『医療貧国ニッポン』(PHP新書)、『人は死ねない』(晶文社)、共著書に『死に方のダンドリ』(ポプラ新書)などがある。
950円(本体価格)/1045円(税込価格)
教員の質量低下が深刻化し、教員志望の学生のレベルダウンも著しい。その根底には、教員・生徒・保護者の、学校という場への意識の変容??「逃走」がある。気鋭のジャーナリストが丹念な現場取材をおこない、教育改革に必要な策を提示する。