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760円(本体価格)/836円(税込価格)
いま日本に一番必要とされるのは「保育サービスを中心とした子育て支援」である。保育サービスをGDP比0.1%拡充すれば経済成長率は0.28%上がる。先進国の統計データをもとに政策効果を分析した意欲作。今もっとも注目される社会学者、初の新書。
760円(本体価格)/836円(税込価格)
江戸城無血開城の日、幕府に続き大奥も消滅した。しかし、御殿から去った篤姫や和宮、数百の奥女中たちはその後も懸命に生き抜いた。失業した3万余の幕臣や家族も同様だ。大政奉還から150年。語られてこなかった「敗者の側の明治維新」に迫る。
780円(本体価格)/858円(税込価格)
いまや大学生の半数以上が奨学金を借りている。多い人は700万円もの借金を抱え、卒業後に返済で困窮する。授業料が高く親世代の収入が減ったため、子世代は奨学金とバイトが頼みの綱。「ブラックバイト」と命名した著者が奨学金問題の本質と解決策に初めて迫る。
1900円(本体価格)/2090円(税込価格)
歴史学の泰斗が、現代中東の"地殻変動"に迫る。IS(イスラム国)、宗派対立、難民、ロシア、中国そしてトランプ大統領など、日に日に危機が高まる中東・中央アジアの嵌合を解き明かす。「山内昌之氏×宮家邦彦氏×中川恵氏」による鼎談「中東混迷を読み解く」も収録。
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
認知症の「常識」を変える!「恍惚の人」から「希望の人びと」へ。認知症の本人同士が出会い、つながり、発信する。初の当事者団体誕生の軌跡と最先端の「いま」を伝える。
認知症は、つい10年ほど前まで「痴呆」と呼ばれ、「何もわからなくなる」「人生の終わりだ」といわれてきた。だが、ケアの対象から「主人公」へ。2014年、認知症の本人たちによる初の当事者団体が生まれた。首相と面談して政策を提言。いま、社会や地域、医療・ケアの現場を大きく変えようとしている。本人同士が出会い、つながり、発信する。認知症の常識を変える「当事者の力」! その鮮やかな軌跡と最先端を23年前「痴呆病棟」で取材を始めた朝日新聞記者が、蓄積された取材から伝える。
世界の先頭を走る豪州やカナダの当事者との出会い、日本で初めて語った女性、39歳で診断された男性。IT時代、「記憶はなくても記録が残せる」と工夫を発信する人、自分のなかの認知症に対する偏見に気づき人間観を仲間と問い、「深化」する「希望の人びと」の物語。

(目次)※抜粋
「私はアルツハイマーです」 語り始めた人たち
「私は私になっていく」 クリスティーンとポールを豪州に訪ねて
「私、バリバリの認知症です」 初の当事者・医師・OTトリオ講座
「自分たちの声で社会を変えたい」 初の当事者団体始動
「働き、人をつなぐのも僕の役割」 39歳でアルツハイマーに
「認知症をめぐる問題のほとんどは『人災』」 望まぬ精神科病院入院
「自立って“依存先”をふやすこと」 当事者の力、問われる私たちの力
1400円(本体価格)/1540円(税込価格)
「寿限無」のながーい出だしには阿弥陀仏ストーリーがある。
説教と語り芸能の深いつながりを古代から現代までつないで読み解く力作!
仏教を知れば、落語は何倍も楽しめる。宗教学者であり僧侶でもある著者が、小さい頃から親しんできた落語と宗教がじつは密接なつながりをもつことに着目し、歴史的に文化的に人間学的に読み解く。
芸能の発生には宗教の儀礼がふかく関係し、古代の社会では宗教と芸能とアートは渾然一体となっていた。日本の「語り芸能」や「話芸」は仏教の説教の影響が大きく、説経節、講談、浪曲、落語などには仏教的要素があふれている。
江戸時代の落語の祖である策伝上人『醒睡笑』から、現在の「八五郎坊主」「子ほめ」「平林」などの源流をさぐり、僧侶や宗派仏教を揶揄する噺を読み取り、宗教や芸能が交叉し響き合う部分を見通す。それは現代人の宗教性を成熟させる道のりでもある。「蒟蒻問答」「始末の極意」「後生鰻」「松山鏡」「宗論」など人気の噺の理解がぐっと深まる。
(目次)
第一章 人類の過剰な領域――宗教と芸能
第二章 日本仏教文化、発動!
第三章 日本仏教と芸能
第四章 説教の展開と落語の誕生
第五章 互いに響き合う説教と落語
付録・落語「お座参り」の創作
1657円(本体価格)/1823円(税込価格)
463円(本体価格)/509円(税込価格)
600円(本体価格)/660円(税込価格)
あなたを護ってくれる守護霊ってどんな存在か知っていますか? 著者の友人兼漫画アシスタントの岡良さんは守護霊が視えるごくフツーの主婦。彼女がその能力に目覚めたいきさつや守護霊の不思議な世界をコミカルに綴る人気シリーズが待望のコミックス化!
700円(本体価格)/770円(税込価格)
国道246号沿いでバイクを利用したコンビニ強盗が連続発生、警視庁の覆面捜査チーム“トカゲ”にも出動命令がくだった。防犯カメラに映った、黒ずくめのライダースーツにフルフェイスのヘルメットをかぶった犯人たちを求めて、“トカゲ”バイク部隊は国道周辺を24時間体制で捜査する。さらに、IT捜査専門の捜査支援分析センターや、交通機動隊までもが動員されるが解決の糸口はなかなか見つからない──。犯人はどこへ消えてしまったのか?
760円(本体価格)/836円(税込価格)
身内の死に苦しむ千葉県警捜査二課の結城孝道は、千葉県土木課と房総建設会社の汚職事件を追っていた。内偵の発端は、建設会社の社員からの告発だった。金銭授受と思われる現場の撮影にも成功。しかし事件は思わぬ方向へ迷走を始める──。
620円(本体価格)/682円(税込価格)
井の頭公園で、胸に1/TTXの文字が刻まれたパントマイマーの遺体が発見された。武蔵野署の白鷹雨音は、元恋人の警部補・草野と捜査にあたる。それから数日後、再び胸に2/TTXと刻印のある遺体が発見されると、次々と同様の殺人事件が発生する。被害者のつながりを調べる白鷹は、数年前に未解決となった、幼女誘拐殺害事件に辿り着くが……。「このミス」大賞受賞作家による、書き下ろし警察小説。
700円(本体価格)/770円(税込価格)
日本人大好きタイ料理はタイ中華?
ガイドブックでは紹介されない裏の乗り物が市民の足、気まぐれタイ鉄道でラオスへ。
したたかで、しなやかな「微笑みの国」をめぐる――。

タイ料理とタイ中華料理はどう違う? バスやタクシーはもう不便な乗り物? 軍事政権が飲酒や風俗をとり締まり清廉潔白なイメージを演出しようとするなか、国王死去の報が国中を駆け巡った。そしてバンコクの先へ。各駅停車に揺られて、音のないラオスの田舎に迷い込む。

【目次より】
第一章 「日本人好みのタイ料理」はタイ料理じゃない?
[コラム]タイ中華料理に染まるフードコート
第二章 裏の交通機関が市民の足というバンコク
[コラム]パープルラインに乗ってチャオプラヤー川を越える
第三章 清廉さをアピールする軍事政権のうさん臭さ
[コラム]国境で嘆く不法就労の日本人たち
第四章 プミポン国王の死去。喪はやはりタイ式だった
[コラム]バンコクの中間層が黒服狂騒曲を生む?
第五章 タイ国鉄に乗りまくってわかる「遅れ」の正しい理由
[コラム]一泊千バーツ前後。地方の老舗ホテルの味わい
第六章 タイとベトナムを嫌い、ラオスが近づいた中国の怖さ
[コラム]ラオス人が自国の空港のように使うウドンターニーの空港
第七章 音のないラオスの村はビエンチャンから北に一時間半
[コラム]ルアンパバーンはバックパッカーの聖地への入口
760円(本体価格)/836円(税込価格)
「スーパー・ヒーロー巨人の助演者」として全国的に道化的な存在となった阪神と、メディアが育てた阪神ファン。『京都ぎらい』の著者にして熱狂的阪神ファンの著者が、阪神と阪神ファンの正体を歴史的につきとめる、画期的阪神論!
1400円(本体価格)/1540円(税込価格)
朝日時代小説大賞最強の隠し玉!!
第8回朝日時代小説大賞最終候補作

松井今朝子氏「プロで十分通用する才筆の持ち主」(選評)
縄田一男氏「第一級の面白さを持つ作品として評価されるに違いない」(選評)

藤原道長が栄華を極めた平安時代――。政敵の右大臣藤原顕光の姦計にはめられた左大臣道長は、例年内裏で行われる相撲節会において、それぞれが選んだ最強の相撲人による決闘を約束させられる。

 顕光は必勝を期して、怪しき呪術を使う異能の力士・獲麟を準備していた。困った道長は、最強の相撲人を召し出す役目を安倍晴明に託する。晴明は頼光四天王の渡辺綱を従者に千年前の垂仁天皇の御世に行われた七夕相撲伝説に登場する勇者・野見宿禰の子孫が暮らす秋篠の里を訪れるが……。

 妖刀鬼切を自在に操る豪傑・渡辺綱、役小角の体術を駆使する美少女・鹿毛葉、野見宿禰の生まれ変わりといわれる天童・出雲、そして最強の陰陽師・安倍晴明らが繰り広げる痛快時代ファンタジー!
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
島津はいかにして関ケ原を脱し、薩摩に帰還したのか?
西軍として唯一本領安堵を勝ち得た真相に迫る!
最新史料を駆使して戦国最強軍団を描き切った新機軸の長編時代小説

朝日時代小説大賞出身作家の書き下ろし最新作

「十文字……登り龍に、降り龍……」
 源氏の祖が父帝から「登り龍」と「降り龍」を掛け合わせた紋を賜ったとか、源頼朝公が手にしていた箸を十文字にして家紋として与えたとか――。
 家伝とは大袈裟に語り繋がれるものだが、その「家」は鎌倉開府以来の名家であり、家康はひどく関心を持ったことを記憶している。
「島津……島津か」
 大胆不敵にも徳川本陣に襲いかかる千五百足らずの軍勢こそ、かつて九州を席巻した島津惟新入道義弘と勇猛果敢な薩摩隼人どもであった。

 慶長五年(一六〇〇)九月十五日、関ケ原――。勝利を確信した家康本陣めがけて、島津義弘率いる千五百の隼人たちが駆け抜けた!  世にいう“島津の退き口”である。生きて薩摩に戻ったのは僅かに八十余名。改易を狙う徳川と本領安堵を図る島津との虚々実々の駆け引きが始まる。如何にして戦国最強軍団は関ケ原を生き抜いたのか? 総帥・義久と惟新斎・義弘ら島津家と、家康・本多正信たち徳川方との対立を軸に、黒田如水、加藤清正、そして前関白・近衛前久や大坂商人らも加わり知略を尽くした戦いの幕が切って落とされた。