2000円(本体価格)/2200円(税込価格)
2011年10月から2012年1月まで朝日新聞に連載された「原発とメディア」の「『平和利用』への道」「容認の内実」に大幅書き下ろしを加えての単行本化。1945年8月6日、広島への原爆投下から2011年3月11日の福島事故までメディアは原子力をどう報じ、安全神話の形成にどうかかわったのか。3・11後、朝日新聞記者OB、OGほか多数の関係者に取材し、なぜ朝日新聞は「原発容認」となったのか、当時の社論をめぐりどんな議論があったのかを徹底的に追った通史。震災報道と戦時報道の相似を指摘するなど今後の原発報道の在り方をめぐって必読の書!