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800円(本体価格)/880円(税込価格)
1971年に行なわれたみすずセミナー「幕末・維新期の政治と思想――福沢諭吉研究」の講演録。西南戦争に敗れた西郷隆盛を擁護し、「抵抗の精神」の持続を訴えた「丁丑公論」。勝海舟と榎本武揚の、維新とその後の生き方を批判し、指導者の責任倫理を説いた「瘠我慢の説」。2人の知識人が福沢の思想の核心に迫り、真の独立の精神とは何かを問う。原テクストを付録。《解説・宮村治雄》
3700円(本体価格)/4070円(税込価格)
7回忌にちなみ、「萩原延壽の歴史世界」の全貌がわかる著作集全7巻、堂々完結! 最終巻は、馬場辰猪や陸奥宗光、アーネスト・サトウなどの人物論、岡義武・丸山真男・藤田省三についてのエッセイ、弔事など、歴史家の人生と多彩な貌を示す文章を収録。単行本未収録のもの、多数。付録に、詳細な著作目録と年譜、横山俊夫によるインタビューほか。解説は杉山伸也。
900円(本体価格)/990円(税込価格)
イギリス公使の通訳生として、幕末から明治の日本に滞在したアーネスト・サトウの半生を追う大作、『遠い崖』最終巻。明治15年、サトウは3回目の賜暇で帰国の途についた。文久2年、19歳で初めてに本の土を踏んでから20年、その日本在勤の時期も終わろうとしていた。サトウが再び日本に戻るのは、12年後の明治28年、駐日公使としてであった……。大佛次郎賞受賞の大河ドラマ、いよいよ完結。巻末には総索引を収録。
800円(本体価格)/880円(税込価格)
イギリス公使の通訳生として、幕末から明治の日本に滞在したアーネスト・サトウの半生を追う大作、『遠い崖』全14巻中の第13巻。西郷隆盛はなぜ起ったのか? 西南戦争勃発の「現場」に居合わせ、西郷出陣までの経過を詳細に目撃した唯一の外国人はサトウのほかにいない。サトウにとって西南戦争、というより「西郷の叛乱」とは何であったのか。また鹿児島で医学の普及につとめていたウイリスにとっては?
3700円(本体価格)/4070円(税込価格)
1962年秋、英国留学を終え、帰国した萩原は「首相池田勇人論」「革新とは何か」などを相次いで発表、一躍論壇の寵児となった。萩原40代前半までのいわゆる「政治評論家」時代の論考を中心に、時評から歴史叙述への移行を編年で見る30編のうち、半数以上がこれまで単行本未収録。国レベルでなく、人と人の国際交流を論じた付録5編は現代にも響く。付録には、梅棹忠夫・京極純一との鼎談も。解説は杉山伸也。
700円(本体価格)/770円(税込価格)
イギリス公使の通訳として、幕末から明治の日本に滞在したアーネスト・サトウの半生を追う大作、『遠い崖』全14巻中の第12巻。2度目の賜暇を得てイギリスに帰国したサトウは、法廷弁護士を目指して法律の勉強に着手し、さらに合間をぬってヨーロッパ大陸への旅行や音楽会といった楽しみを満喫する。2年間の休暇を終えて東京へ帰任する前に、鹿児島へ赴き、西南戦争勃発の現場に居合わせることになった。
700円(本体価格)/770円(税込価格)
イギリス公使の通訳として、幕末から明治の日本に滞在したアーネスト・サトウの半生を追う大作、『遠い崖』全14巻中の第11巻。明治7年の台湾征討から、清国との関係悪化、大久保利通の北京派遣、イギリスの駐清公使ウェードの調停とつづく「北京交渉」一連の経緯を追い、大久保の活躍を描く。一方サトウは論文「古神道の復興」を発表、日本学者としての道を着実に歩みつづける。
2600円(本体価格)/2860円(税込価格)
萩原作品のなかでも独自のファンを持つ書評集。「政治と芸術」(フルトヴェングラー)、「アジアと日本」(戴季陶)など、書物が与える楽しみを縦横無尽に語る、読書エッセイの名作。付録に「クリオの愛でし人」のこと〔丸山真男との対談〕や未発表の「滞英日記」1969~70は滞英中の読書ノートを掲載。解説は菅原啓州。
900円(本体価格)/990円(税込価格)
帰国した岩倉具視・大久保利通を待っていたのは、留守を預かる西郷隆盛・副島種臣らとの「征韓論」をめぐる対決だった。西郷が遣韓使節を熱望したのはなぜか。西郷・大久保の胸中は? 「明治6年の政変」を追う。他方「ウイリス(II)」の章では、サトウの生涯の友、ウイリアム・ウイリスが西欧医学普及のため、病院と医学校の指導に情熱を傾けた、鹿児島での日々を描く。
800円(本体価格)/880円(税込価格)
絶頂期にあった大英帝国の「富強」の所以は何か。条約改正交渉には進展が見られなかったものの、岩倉らは旺盛な好奇心でイギリス各地を見学していた。都市に林立する工場群や各地を結ぶ鉄道網をはじめ、産業革命の一大先進国における景況は使節団一行の眼を打つ。一方サトウは、少なくともその私生活は、明治5年初めの甲州路の旅以来、日光、西国巡遊と、旅一色の感がある。
3700円(本体価格)/4070円(税込価格)
第2次大戦の開戦時・敗戦時ともに外務大臣を務め、ソ連の外相モロトフに評価された東郷。彼を通して、日本近代を支えた「大日本帝国における優秀な官僚とは何か」を考える。解説は酒井哲哉。付録に「独ソ戦と太平洋戦争」「外交における個人の役割」のほか、開戦直前の対米交渉基本資料「甲案」「乙案」「ハル・ノート」なども掲載。
820円(本体価格)/902円(税込価格)
幕末の動乱が終わり、「新しい日本」が発足した後、サトウは賜暇を得てイギリスへ帰った。中央集権国家をめざす急速な変革は、1年8カ月ぶりで日本に戻ったサトウの想像を超えていた。廃藩置県後まだ日の浅い明治4年11月、岩倉使節団が横浜をあとにする。
800円(本体価格)/880円(税込価格)
慶応4年3月15日に予定された江戸総攻撃は、西郷隆盛と勝海舟の2度の会談によって回避された。この会談をめぐって「パークスの圧力」はあったのか? 越後、会津へと展開する戊辰戦争の前途は? 折からサトウは北海の旅に出て、宗谷沖で坐礁・難破する。
3700円(本体価格)/4070円(税込価格)
下巻は西南戦争の際の政府転覆に加担、投獄を経て、欧州へ遊学。「立憲政体樹立の夢」破れ、知識人から、近代日本が産んだもっとも透徹したリアリスト政治家陸奥への転向と再出発までを描く。付録に、毎日新聞連載「陸奥宗光」単行本化に際し未収録だった「日清開戦」「講話」「晩年」も含む完全版。解説は宮村治雄。月報付き。萩原集2の上巻には藤田省三、江藤淳との、萩原集3の下巻は宇野俊一との対談を収録。
760円(本体価格)/836円(税込価格)
イギリス公使の通訳生として、幕末から明治の日本に滞在したアーネスト・サトウの半生を追う大作、『遠い崖』全14巻中の第6巻。第15代将軍・徳川慶喜が大政奉還を上奏し、同時に倒幕の密勅が薩長両藩に交付された慶応3年10月から、「ええじゃないか」の乱舞、鳥羽伏見の戦い、慶喜の大坂脱出、外国公使の入京と天皇への謁見、尊攘派のパークス襲撃と、時勢は刻々と変動する。
800円(本体価格)/880円(税込価格)
イギリス公使の通訳生として、幕末から明治の日本に滞在したアーネスト・サトウの半生を追う大作、『遠い崖』全14巻中の第5巻。幕末の政局が、大政奉還か武力倒幕かの決着に向けて急速に動きだしていた頃、サトウは情報収集をかねて、大坂から江戸まで東海道の旅にでた。サトウの眼に映った庶民の姿は? 一方パリでは万国博覧会への参加を巡り、幕府と薩摩が熾烈な外交戦を展開する。