なにやら『今昔物語集』に出てくる飛騨の工がいまも生きつづけているようで、この土地はどこか物語めいているようである――象潟から秋田、能代を経て鹿角へ。内藤湖南、狩野亨吉を生んだ県北の風土を思い、山国・飛騨の匠の歴史と現在を逍遥する。10.5ポイントという大きな活字によって身近になった司馬遼太郎の世界。詳細な地図や当時の雰囲気を表す写真を多数収録。特色あふれる編集による新シリーズ。
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