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820円(本体価格)/902円(税込価格)
江戸詰めの貞次郎は国元にいる妻の不義密通を知り、妻と男を成敗するため国元に向かうが……「女敵討」、夕星屋のご隠居・邦太郎が体が動かなくなった妻を特製の車椅子に乗せ、桜の見物に回る「西應寺の桜」。夫婦の情愛を描いた傑作6編。
820円(本体価格)/902円(税込価格)
漢字を読めない下級武士の忠左衛門が、亡き妻の残した手紙を読むために手習塾に通い始める「草々不一」、凶作のため、生まれたばかりの娘を山に捨てろと言われた駒三の心中を描く「隻腕の鬼」など珠玉の6編を収録。
800円(本体価格)/880円(税込価格)
菜種油を扱う長崎の大店・大浦屋を継いだ希以(けい)26歳。 幕末の黒船騒ぎで世情騒がしい折、じり貧になる前に新たな商売を考える希以に、古いしきたりを重んじる番頭の弥右衛門はいい顔をしない。 やがて店は火事で焼け落ち、父は出奔、迎えた婿も気に入らず、いつしか独りで大浦屋を支えることを誓う。 幼い頃に亡くなった祖父から聞いた言葉、「海はこの世界のどこにでもつながっとるばい。昔は自在に交易できたばい。才覚さえあれば、異人とでも好いたように渡りあえた」が幾たびも胸に甦る。 たまたま通詞・品川藤十郎と阿蘭陀人の船乗り・テキストルと知り合い、茶葉が英吉利では不足しているという話を聞き、ここぞと日本の茶葉を売り込む。 待ちに待って3年後、英吉利商人のオルトが現れ、遂にお希以は旧弊なしがらみを打破し、世界を相手にするのだ――。 成功と落胆を繰り返しつつ、希以――大浦慶が経たいくつもの出会いと別れ。 彼女が目指したもの、手に入れたもの、失ったものとはいったい何だったのか。 円熟の名手が描く傑作評伝。
720円(本体価格)/792円(税込価格)
武士の身分を捨て、吉野桜を造った植木職人の悲話「染井の桜」、咎人に仕立てられた十市と年寄り猫・赤爺の友情「十市と赤」、花火の破片で失明し、婚約者に離縁された簪職人おりよの矜持「闇に咲く」など、傑作短編小説6編を収録。
840円(本体価格)/924円(税込価格)
命に向き合い、魂を癒やす。 江戸期の町医者たちと市井の人々の人情ドラマを描いた 医療時代小説アンソロジーの決定版! 母娘関係のこじれ、努力だけでは抜け出せない貧困、 感染症への偏見―― 医術とは何か。魂の癒やしとは? コロナ禍の現代に、時を超えて問いかける珠玉の7編。 時代小説ファン必読の一冊。 朝井まかて「駄々丸」 安住洋子「桜の風」」 川田弥一郎「雪の足跡」 澤田瞳子「瘡守」 山本一力「ツボ師染谷」 山本周五郎「駈込み訴え 和田はつ子「よわい桃」 解説・末國善己
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
菜種油を扱う長崎の大店・大浦屋を継いだ希以(けい)26歳。幕末の黒船騒ぎで世情騒がしい折、じり貧になる前に新たな商売を考える希以に、古いしきたりを重んじる番頭の弥右衛門はいい顔をしない。 やがて店は火事で焼け落ち、父は出奔、迎えた婿も気に入らず、いつしか独りで大浦屋を支えることを誓う。幼い頃に亡くなった祖父から聞いた言葉、「海はこの世界のどこにでもつながっとるばい。昔は自在に交易できたばい。才覚さえあれば、異人とでも好いたように渡りあえた」が幾たびもも胸に甦る。 たまたま通詞・品川藤十郎と阿蘭陀人の船乗り・テキストルと知り合い、茶葉が英吉利では不足しているという話を聞き、ここぞと日本の茶葉を売り込む。待ちに待って3年後、英吉利商人のオルトが現れ、遂にお希以は旧弊なしがらみを打破し、世界を相手にするのだ――。 成功と落胆を繰り返しつつ、希以――大浦慶が経たいくつもの出会いと別れ。彼女が目指したもの、手に入れたもの、失ったものとはいったい何だったのか。 円熟の名手が描く傑作評伝。