中国・江南の旅に区切りをつけて飛んだ「蜀」の国を旅する「中国・蜀と雲南のみち」。四川省では、いまなお広大な田畑を潤す古代のダム都江堰の存在感は大きく、「おそらく年を経てもわすれないたぐい」の記憶と書かせた。さらに足を伸ばした「古代西南夷」の国、雲南省では、日本の稲作文化の源泉を検証。「少数民族のショーケース」ともいえる地への念願の旅に、生来の少数民族好きの著者の筆も踊っているかのようだ。
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